高度成長期に築造されたインフラの老朽化対策は国を挙げての緊急課題です。特に橋梁の土台となる橋脚、橋台のコンクリートの劣化は著しく、巨大地震に備えて耐震化を急がねばなりません。
特殊ポリマーセメントモルタルを使用する工法(総称:PCM工法)は幾つか開発されています。株式会社アースシフトは吹付け協会に加盟し、PCM工法の中で価格、施工方法、工期、確実性に最も優れた「SRS工法」を採用しています。
■吹付け管理技術者認定制度による施工管理
ポリマーセメントモルタルの吹付け工法(PCM工法)の中で唯一、管理技術者認定制度を設けており、
適切な施工と管理に努めている。
■吹付けノズルマン技能試験
SRS工法は鉄筋背面への特殊ポリマーセメントモルタルの充填など、吹付け作業員の技量が品質を左右する。
株式会社アースシフトは作業精度の向上と品質確保のため、当社員が吹付けノズルマン技能試験を受験し、資格を所有している。
■有資格者の適切な配置
株式会社アースシフトは吹付け管理技能者、吹付けノズルマン技能試験有資格者を自社で養成し、
各現場に配置することで適切な補修、補強工事の計画、施工までをトータルで管理している。
STEP01 下地処理(ケレンエ)
吸塵式ブラストでコンクリートの脆弱部分を取り除きます。
STEP02 アンカー削孔
基部にアンカー定着用の孔を空けます。
STEP03 補強筋設置
補強筋を配筋します。
STEP04 特殊ポリマーセメント・モルタル吹付け
1層目吹き付け。
STEP05 特殊ポリマーセメント・モルタル吹付け
2層目吹き付け。
STEP06 保護塗装
最後に、保護塗装を行い完了です。
既設RC橋脚の一般的な耐震補強工法であるRC巻立て工法は、巻立て厚が250mm以上必要であり、建築限界や、河積阻害率等の構造寸法上の制約や橋脚基礎への負担増加などの問題から採用が困難な場合がありました。本工法は、補強筋を既設橋脚面に接触配置し、所定のかぶりを確保するまで特殊ポリマーセメントモルタルを吹き付けることで既設橋脚と一体化し耐震性能を向上させる工法であり、巻立て厚をRC巻立て工法の約1/5程度に抑えることが可能となります。
また、既設橋脚のかぶりコンクリートをハツリ取り、河積阻害率の増大をさらに低減することが可能となります。
RC巻立て工法は、断面増加に伴う自重のため、橋脚基礎の補強を行わなければならない場合がありますが、本工法では、橋脚基礎への負担も低減することが可能です。
卓越した専門技術者による最適な施工・工事を提供させていただきます。
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