橋梁のコンクリート床版等をひび割れや錆汁の状況等の外観から診断するのではなく、特殊機器を直接コンクリート内部に挿入し、ひび割れの発生状況等、内部の状況を直接確認できるコンクリート内部の微破壊検査法です。
橋梁等の構造物を正しく診断するためには、構造物全体を見る必要があります。この時、正確なデータを取得し、それに基づいて診断する必要がありますが、Singlei工法は実用化されている検査法の中で、唯一そのニーズに応えることが出来ます。
当社はTripleEYE協会の会員として、Singlei工法に取り組んでいます。
TripleEYE協会のHPも併せてご覧下さい。
コンクリート内部の変化を現場で即座に確認できる微破壊検査方法です。
・ 軽量で運搬,設置に便利
・ 機械を任意箇所にバキューム設置できるため,作業が迅速で削孔
・ 現状で最細径の内視カメラで孔壁撮影するため,削孔径は10.5mmで済む
・ 削孔径10.5mmなので床版やコンクリートへのダメージはほとんどない
・ 内視鏡を等速で挿入できるため,撮影画像のひずみが極めて少ない
・ 撮影は側視による120度角であり,十分な孔壁の検査が可能
・ 浸透性の高い特殊カラー樹脂を使用しているため微細なひび割れの検査が可能
・ ひび割れ幅の測定精度は0.01mmであり,空隙やASRリムの観察も可能
・ 施工,検査時間が短いので,短時間で多くの箇所の検査が可能(削孔5分,樹脂注入固化15分,検査5分,補修5分:合計約30分)
・ 現場において孔壁のモニター確認や,ひずみのない展開図の印刷が可能(結果判断が迅速にできる)
・ 削孔部は短時間で固化する補修材で簡易に充填でき,早期交通解放に有効
・ 1箇所あたりの検査コストはコアボーリング検査より安価
STEP01 鉄筋探査機で鉄筋位置検出
小型の小口径水循環式削孔機を用いてφ5㎜で削孔。舗装表面より鉄筋探査機で鉄筋位置を検出
STEP02 1次穿孔
水循環式のロングビットドリル ミニ(LBD ミニ)で削孔。
※削孔径は第一削孔:φ5 第二削孔:φ10.5
※許容削孔深さは φ5の場合250㎜ φ10.5の場合300㎜
STEP03 樹脂を注入
特殊カラー樹脂を注射器で注入
STEP04 2次穿孔
2次削孔 (削孔径:Φ10.5㎜)
※削孔径は第一削孔:φ5 、第二穿削孔:φ10.5
※許容削孔深さは φ5の場合250㎜ φ10.5の場合300㎜
STEP05 確認と記録
孔内の確認と記録
STEP06 穴埋め充填
検査後の検査孔の穴埋め充填
※反力による充填工法
卓越した専門技術者による最適な施工・工事を提供させていただきます。
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