①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・床版防水層下面に入り込んだ雨水等も排水可能とする透水フィルターを設置した
・パイプの凍結膨張を緩和できる凍結膨張吸収材を装填した
・排水管を脱落し難くするため、ソケットを脱落防止ダブルナット構造とした
・ソケットの防錆性を高めるため、熱収縮系保護材により保護した
②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・床版防水層の下面に入り込んだ雨水等も排水することによって、道路橋床版の延命化に貢献する。
・寒冷地特有の凍結膨張の対策を行うことにより、膨張圧による接続部などの破損低減に繋がる。
・下部に取り付ける排水管が脱落しにくい構造にすることにより、風や振動に対しても緩みが発生しにくく、落下などによる第三者への危険性が低減される。また、下部に取り付ける排水管が脱落すると、桁が飛沫等となり腐食の原因となるが、その危険性も低減される。
・下部に取り付ける排水管の接続部を飛来塩分等から保護する構造とすることにより、沿岸部においても接続部のナット等が受ける腐食の危険性が減る。
従来製品にない4つの機能を組み込んだ全く新しい「床板排水パイプ」です。
脱落防止構造や凍結対策などの新構造は、従来の製品がもつ弱点を克服した「高機能床板排水パイプ」です。
振動や塩害による過酷な環境下で仕様することが出来る次世代型製品です。
1
床版防水層下面からの水も排水:透水フィルターにより、防水層の下面に入り込んだ滞留水についても排水することができる構造を採用しました。
2
凍結膨張の吸収:冬季間に排水管内部が凍結してしまった場合、凍結時の膨張は鋼材を破壊する場合もあります。この膨張圧を緩和するため凍結膨張吸収材を内部に装填しています。
3
下部排水管の脱落防止ダブルナット構造:橋の振動や風により接続部のナットが緩み、桁下の排水管が脱落してしまう問題点をダブルナット構造を採用して緩和しました。
4
熱収縮系保護材による接続部の保護:本体管と桁下の排水管の接続部は常に過酷な環境に晒されています。熱収縮系の保護材により接続部を錆の原因となる水や塩害から守ります。
卓越した専門技術者による最適な施工・工事を提供させていただきます。
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